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自立心・生活習慣

15歳から、つくって社会に出す。神山まるごと高専の学びと全寮制

「プログラミングが好き」「将来は自分でサービスをつくってみたい」。そんな興味を、15歳から実践へつなげていく選択肢の一つが、徳島県神山町にある神山まるごと高専です。2023年に開校した5年制・全寮制の高等専門学校で、学びの土台に掲げるのはテクノロジー、デザイン、起業家精神。ITの知識を身につけるだけでなく、誰かに届く形にして社会へ出すところまでを視野に入れています。

ITを「使う」だけで終わらせない、3つの学び

専門科目では情報工学を中心としたテクノロジーに加え、UI/UXやデザイン思考、アントレプレナーシップを横断して学びます。技術があっても、使う人や課題を理解できなければ、価値あるものにはなりにくいものです。つくる力、伝える力、動かす力を行き来しながら学べることが、この学校の大きな特徴です。

授業は一般科目・専門科目・両方を横断する演習科目で構成されます。公式案内によると、一般科目と専門科目はおおよそ半分ずつ。専門分野に早くから没頭しつつ、幅広い基礎を持って考える土台も育てていきます。

「知識よりも実践」を、5年間かけて深める

神山まるごと高専は、受験に追われる高校3年間と大学4年間を別々に進むのではなく、15歳からの5年間を一つの流れとして設計しています。演習や実践を重視し、自分で考え、自分の手で形にする経験を積み重ねるスタイルです。

目標は「モノをつくる力で、コトを起こす人」。進学や就職だけを一律の正解にせず、起業も含めて自分の進路を考える環境があります。新しい技術を学ぶこと自体よりも、それを使ってどんな課題に向き合いたいかを考えられる人に向いている学校といえそうです。

全寮制だから、学びと自立が日常につながる

全ての学生が寮で生活するのも、神山まるごと高専の大きな特徴です。学校は、寮生活も含めて「まるごと」学びの場と位置づけています。1〜3年生は、食堂や図書館、技術室を備えた寮「HOME」で暮らします。仲間と同じ地域で生活し、食事や時間の使い方を自分で整えながら、授業外でも対話やものづくりが続いていく環境です。

4〜5年生向けには、2026年に学生寮「ROOMS」が完成しました。全室個室と、学生同士で過ごせる共用空間、研究・起業準備などに使う「Base」が設けられています。学年が上がるにつれて、自分で生活を組み立て、活動に集中する時間をつくっていく。その変化まで含めて、住まいが学びを支える設計になっています。

こんな子に合いそうです

  • プログラミングやデジタルなものづくりに興味があり、さらにデザインやビジネスにも触れてみたい
  • 決まった答えを覚えるだけでなく、課題を見つけて試作・発表する学びに惹かれる
  • 全国から集まる仲間と暮らしながら、自分の生活も自分で整えていきたい
  • 進学・就職・起業を含め、早い段階から将来の選択肢を広く考えたい

見学や説明会で確かめたいこと

全寮制の学校は、授業内容だけでなく、暮らし方が本人に合うかが大切です。見学では、居室以外の共用空間、食事、休日の過ごし方、困ったときの相談先を具体的に確認してみましょう。また、興味のある技術分野をどこまで深められるのか、演習やプロジェクトではどのようなテーマに取り組むのかも聞いておくと、5年間のイメージがよりはっきりします。

学校と寮の詳しい情報を見る

募集要項、学費・寮費、見学の可否などは年度によって変わるため、出願前に公式情報で確認してください。寮の居住スペースは学生生活を守るため一般公開していない場合がありますが、公式の見学案内や紹介動画を利用できます。

神山まるごと高専 公式サイト
学校の特長
学び舎・学生寮「HOME」
4・5年生向け学生寮「ROOMS」

参考:神山まるごと高専公式サイト(2026年9月16日確認)

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